パリの町中のグラフィティについて解説をききながら見て巡るツアーに参加しました。
Street Art Tours in Paris
http://undergroundparis.org/street-art-tours-paris
夫が積極的に参加したいと探してきたツアーで、私は最初そんなに乗り気でもなかったのですが、参加する前とした後ではパリ散歩の面白さがぐぐーんと違うものになりました。参加してよかった!
英語でのツアーですので、英語に無理のない方・英語ができる人と一緒に参加できる方にはたいへんお勧めです。
(グラフィティに関する予備知識がない場合、説明が理解できない状態で作品を見るだけでは、おそらく楽しさは半分以下だと思われます。)
集合場所はグラフィティ制作中の壁の前
集合場所はオベルカンフのカフェ前です。
総勢30人くらいだったでしょうか、結構な多人数でした。

ガイドはイギリス人の男性、参加者は英語圏の人々ばかりで、英語圏じゃない人は私たちと東欧の方から来た2~3名くらいで少数派です。
女性率が高く、グラフィティというと不良な人が好きなものというイメージだったのですが、不良な人はただの一人もいませんでした。メモを取りながら美術鑑賞というおもむきの女性も数名。
日本からの参加者は2年ぶりとのこと、なにかと気にかけてもらったり、他の参加者から「日本のグラフィティ事情はどう?」などと話しかけられることがありました。
ツアー、スタート
さて、一番最初は待ち合わせ場所のカフェ横の壁、上の写真です。
今まさに巨大スカルのグラフィティ制作中です。
2週間に一度のペースで書き換えられているそう。
その後、路上を歩きだしすぐに見たことがあるこの顔。

Tシャツやキャップなどにもなっているこの顔は、アンドレ・ザ・ジャイアントです!知らなかった。Obay Giant と呼ばれているそう。
作者は Obay、オバマの大統領選時のプロモーションポスターを作成した人です。
Obay
http://www.obeygiant.com/
この後、3時間余りに渡りベルヴィル方面に向かい色んなグラフィティを見て回ります。そのうち、ほんの一部をご紹介します。

このインベーダーが書かれている場所を地図でつないでいくと、地図上でインベーダーができあがるようになっているそうです。
下の写真、グラフィティが壁の上の方にあります。

清掃の人が2メートルだったか3メートルだったか、そこまでの位置を掃除することが決められているから、消されない位置にということでこの高さに描かれているとのこと。散歩するときはやや上も見ておいたほうがよさそうです。
壁に直に描かれているものもあれば、ポスター状の紙で貼り付けられているもの、ステッカー、果ては現物もあり(自転車の一部)。
↑のヨーダの結婚式のポスター、結構お気に入りです。COMBOさんという人が作成しています。
COMBO
http://www.combo-streetart.com/
はたまた車両進入禁止の交通標識に書かれているものも。

この進入禁止シリーズは注意深くみているといろんな場所にあって、どれも面白いです。
マレあたりのギャラリーで、外された標識が売られていたりするそうですよ。
次は、あれっ、これって、きめ・・・ん・・・ぐ、み?

パリでこんな懐かしい顔を思い出させられるとは・・・。
また、ツアー途中、バンクシーについての議論がはじまったりしていました。
パリにはバンクシーのグラフィティはないということなのに、熱い議論が発生していました。グラフィティを語る上では外せないんですね。
バンクシー
http://ja.wikipedia.org/wiki/バンクシー
http://www.banksy.co.uk/
あっという間の3時間。
ツアー解散後にスタートのカフェの前を通ったら、巨大スカルのグラフィティができあがっていました。

また、ツアー終了後、巡った作品の解説がメールで送られてきて振り返りができます。
このツアー、美術館行くような感覚で本当におもしろいです。
毎回同じ所をまわるわけではないそうだから、また今度機会があったらぜひ参加したいです。