フランシュ・コンテのロに続き、次の日はアルザス Alsace 地方、オー・ラン Haut-Rhin 県の「フランスの美しい村」エギスハイム Eguisheim です。
フランスの最も美しい村
http://ja.wikipedia.org/wiki/フランスの最も美しい村
アルザス地方には「フランスの美しい村」に登録されている村がたくさんあります。
『「フランスの美しい村」 全踏破の旅』という本で見ると、かわいらしいおとぎの国の町のようにカラフルな家々の写真が印象的です。
旅行前に本を見ていたときは行ける場所は全部行きたいくらいの意気込みでしたが、運転がたいへんだろう、ということで、ロから次の目的地ジェラールメへ向かう経路にあったエギスハイムにのみ立ち寄ることにしました。
車で村に近づくと丘陵にブドウ畑や麦畑が見えてきます。
村の入り口に駐車場があり、そこに駐車して村を散策です。
コウノトリ
村をふらふらと歩いていると教会が見えてきました。教会の屋根にはコウノトリが巣を作っています!
見ている間、3羽が行ったり来たりしていました。
このコウノトリの巣はエギスハイムの象徴になっているようで、お土産屋さんでコウノトリグッズや絵葉書をたくさん見つけることができました。
カラフルな村
エギスハイムの印象はなんといってもカラフル!です。
まず、家々がカラフル。
木組みでかわいらしい色合いの家々が建ち並びます。
こららの木骨組積造りの家はコロンバージュというそうです。
また、花がたくさん家の前や窓に飾られていて、それらがさらにカラフルさを盛り立てています。
○i (ツーリストインフォメーション)でもらった日本語案内の紙には、
1989年に、「花いっぱいの町」の称号を受け、今日では最高ランクである「4つ花」の評価を受けています。また、2003年に「フランスで最も美しい村」の称号を受けました。そして、2013年には「フランス人が好む村」のコンクールで見事に優勝しました。
と書いてあります。そうそうたるご経歴・・・、フランス人だけじゃなく日本人もかなり好みますよ!
しかし、ちょっと裏道に入り込んでしまったら、表ではカラフルだったおうちが裏には色がないところを見てしまいました。そんなもんですよね!
サラミとプレッツェルのスナック
観光の村なだけありお土産屋さんが充実していました。
その中でもいい買い物ができたのが、サラミとプレッツェルのスナックでした。
サラミ屋さんでは今まで見たことがないくらいの種類のサラミが並んでいました。
ベーシックな豚肉使用のものやカモ肉のもの、ハーブやニンニクで味付けしたもの、などなどあり、試してみたいものを指定するとお店のおねえさんがうすーく切って味見させてくれます。味見の結果気に入ったものを2つほど買ってきました。
お店の名前は Chez Thierry といい、ここら周辺の曜日ごとに開催されるマルシェでお店をだしているようでした。
Chez Thierry
http://www.ot-eguisheim.fr/en/annuaire/shops/chez-thierry-tentations-sarl-lei253000505.html
それと、ビールのおつまみで出てきたやめられない止まらない、プレッツェルのスナックを売っているパン屋さんを発見しまとめ買い。
Bretzellerie du Rempart
https://fr-fr.facebook.com/pages/Bretzellerie-du-rempart/117468748441355
あと、エギスハイムはアルザスワインの発祥の地だそうで、小さな町の中にワイナリーがそこかしこにありました。私が狙っていたのはワイナリーで作られているオー・ド・ヴィ Eau de vie というお酒です。
オー・ド・ヴィ(命の水) ブランデー
http://jp.rendezvousenfrance.com/ja/information/24976
↑の詳しい説明にある通り、アルザスのオー・ド・ヴィはフルーツの蒸留酒で、日本ではお菓子に使う洋酒として小瓶でよく見かけるものです。お菓子やパンに使ったり、アイスクリームにかけてボッ!と火をつけたりするのにいいと思い、ハーフボトルのサイズの小さめのものをゲットしました。小さめといっても日本ではあまり目にしたことがない大きさです。
これはまだ味を確認していません。