ロレーヌ地方の宿から次の目的地シャンパーニュ地方のマルヌ県アイ村 Ay に向かいます。
車でアイの町に近づくにつれ、車窓から見える様相が変わってきました。
気がつくとぶどうの葉っぱに覆われた丘がたくさん続きます。日本とはぶどうの木の育て方が違うようで、ぶどう棚のように上からぶらさがっておらず、低い位置に縦にぶどうのつるが立っていました。
アイ村 Ay 散策
村自体は大きくないから、地図を持たずに歩いて大抵のところに行けます。
駅は村の中心から歩いて15分程度だから、車で行かず電車で行ったとしても十分だと思われます。
この村に来る前のアルザスでは一般的に見かけた木組みの家は少なくなり、ほとんどが石造りのしっかりした家です。それに加え、村の中心の広場には大理石でできた地球がくるくる回っている噴水があり、村にお金がありそうな雰囲気が伝わってきました。
そんな中で木組みの家を宿の近くで見つけました。↓は歴史的建造物だそうです。模様がかわいい。
いままでたどってきた地方の町と同様、物を売る店は昼の営業は12:00で一度終わり、14:00くらいから再開します。
それと入れ違いのようにレストランが12:00くらいから始まり、14:30くらいで一度終わります。お店で買い物したくても閉まってしまったときには、のんびりとランチするのが一番です。
アイ村の名産品はシャンパン
アイはシャンパンメゾンがひしめく村で、シャンパンの元になるぶどうを生産する畑の中でもグラン・クリュという特級の畑を擁する場所であります。
ヴーヴ・クリコやクリュッグなど、ほとんどシャンパンのことを知らない私でも聞いたことがある銘柄の畑がこのアイ村にあり、なおかつ「試飲」をやっているメゾンがたくさんあります。
試飲する種類数や量により料金は異なり、中には購入することを前提としていれば試飲無料、というメゾンもあります。
シャンパン好きならばパリから一泊とかの小旅行で訪れるのに大変いい村ではないでしょうか。
「水を大切に!だからシャンパン飲め!」というフランスジョークのポスターが貼ってあるのを見かけたりしました。
Rotisserie Henri IV
ここの村で入ったレストラン Rotisserie Henri IV のおいしいものの写真です↓
いままでのアルザスからここまでたどり着く間に入ったレストランは素朴な良さがありましたが、アイに来て素朴さが抜け落ちてしゃれた感じになりました。
名物のシャンパンに合う料理となると、しゃれた感じになるのでしょうか。
Menu の価格がお手ごろだし、バラエティ豊かに野菜を食べられるのがとてもよかったです。
特に野菜の肉詰めはトマト、おおきなマッシュルーム、丸ズッキーニとバラエティ豊かで、自分のうちでもやってみたいと思って写真を撮ったことを今思い出しました。やってみようと思います。
そしてシャンパンの味については、次に続きます。