宿泊していたヴォルケーノ・ファーン・フォレスト・リトリート Volcano Fern Forest Retreat のレニーさんが主催する溶岩ツアー Lava Tour に参加しました。
これは火山の溶岩が流れている様を間近でみよう!というツアーです。
あまり事情をよくわかっていずに参加して、たいへんな思いをすることになりました。
レニーさんの家
溶岩ツアーのスタート地点はハワイ島南東部にあるカラパナ Kalapana あたりからでした。
キラウエア火山が噴火したときにレニーさんが住んでいた家がこの辺にあり、そこをベースに今は溶岩ツアーを実施しているそうです。
その家のすぐ側まで溶岩が押し寄せていて、ぎりぎりのところで家が残っているという立地です。
ものすごい災害の跡をいまは生活の糧に変えているということに、地に足がついたハワイの人の強さみたいなものを感じました。
水、タオル、カメラ、懐中電灯、貴重品類、そして杖、という最小限の荷物を携えていざ出発です。
溶岩
このハイキングは、最初から最後までずーっと溶岩の上を歩き続けます。

見渡す限り溶岩です。
溶岩が流れ出したときの気候・状況によって色や形状が変わるようです。

見えているうちは飽きることがありません。

場所によっては植物が間から生えてきていることろがあります。
歩いても歩いても
夕方ちょっと前の時間帯からスタートし、だんだんと日が落ちてきています。
赤く光る溶岩を見るには夕暮れから夜にかけてがきれいに見えるため、この時間にツアーが実施されるのが一般的なようです。
しかし、歩いても歩いても、流れ出る溶岩にたどり着きません。
デコボコの溶岩の上を延々2時間強歩き、なんだか暑いぞ!?ということに気づきました。
レニーさんが指さすところを見ると、溶岩の間から赤い光が!

ようやく、見えてきました。
さらにあたりが暗くなるくらいまで歩いてたどり着きました!
溶岩の流れです。

夕暮れの黒い溶岩の大地に赤い溶岩の流れ、圧巻です。
地球の中から中身があふれ出てきている感じです。
2時間半歩いたけど、満足だ!来てよかった!という光景。
行きはよいよい(よくもないけれど)帰りは
そして、帰り道です。
もう辺りは真っ暗で、レニーさんの誘導によりデコボコが激しい溶岩の上を懐中電灯で照らしながら戻ります。
星が出てきれいだったか、という記憶すらありません。
つらかった。帰りは3時間かかりました。
往復で6時間近く溶岩の上を歩くことになりました。
ツアー参加前にはここまでハードだとは思いもよらなかったですが、そのハードさを上回る満足感はありました。いい思い出です。
翌日、レニーさんが「正直なところを教えてほしい」と、感想を求めてきました。
やはりこの歩く距離の長さについてハードすぎるのではないか、という懸念を抱いていたようです。
レニーさんの説明によると、溶岩が流れている場所は徐々に変わっていくそうで、私たちが参加する一か月前にはこんなに歩かずとも流れる溶岩をみることができたそうです。
しかし、溶岩の流れがスタート地点からどんどん奥まった場所に移動していて、あんなに歩くはめになった、とのこと。
このままこのツアーを続けるべきかどうか考えているとのことでした。これが2013年8月のことです。
久しぶりにレニーさんのサイトを見てみたら、そのツアーは「Five hour extreme enthusiast hike: this tour can only be booked when Lava is active」として紹介されていました(2014年8月現在)。「5時間の極端な愛好家のハイキング」ですよ。流れているとも限らないっぽいですね。
http://volretreat.wix.com/volcanosuiteretreat#!lava-tour-info/cvpc